蒔田の吉良歴史研究会第15回講演会のご案内

演題「戦国時代の天皇と後宮女房たち」

憲政史上初の天皇代替わりが行われる年の特別企画
平成31年2月16日(土)

 

[開場]10:00
[講演]10:30〜12:30
[懇親会]13:00〜15:00 希望者のみ

 

会費:講演のみ1,500円(お茶・お菓子資料含)懇親会:4,000円
会場:旅館松島 地下鉄蒔田駅3番出口徒歩3分
講師:神田 裕理氏(元京都造形芸術大学非常勤講師)

講演内容:2019年4月末、いよいよ憲政史上初の天皇代替わりが行われる。戦国時代でも天皇は代替わりすることなく、「天皇のままで」一生を終えていた。戦国時代の天皇とは、どのような存在だったのか?これまで、武士の時代にあってはただの「お飾り」、あるいは「文化の担い手」でしかなかったと、長く考えられてきた。しかし、実際は社会秩序の維持に重要な役割を果たし、武家もまたその役割を利用し守るために行動していた。また、皇后が立てられなかった戦国時代、後宮女房にはたんなる「側仕え」ばかりではなく、天皇を支え、朝廷内を切り回す役割も課せられていた。本報告では、戦国時代の天皇と天皇を支えた後宮女房たちの果たした、種々の政治的な役割にスポットをあて、彼らの実態を分かりやすく説明する。彼らの存在を「たんなる伝統的権威」という一言で切って捨てず、戦国時代の国家の中でのありようを明らかにしていく。

蒔田の吉良歴史研究会会長 齋藤勁 副会長水野嘉和

お申込みは 旅館松島 女将 事務局 島田紀子

〒232-0043横浜市南区蒔田町863
電話 045-731-2720 Fax.045-731-0204
 

第15回講演会結果報告

レジメA4、年表含む計14枚の史料を分かりやすく面白おかしく説いて下さいました。参加者26名、懇親会講師含む19名でした。吉良ともかかわりある室町幕府と織田信長の時代天皇としてどのように立場を明確に生きられ、その時代、皇后をもたなかった生き方を楽しく例題を出してお話しくださいました。これを機に戦国期の朝廷や天皇にも目を向けて頂けると良いですが・・・との事です。まさに初めて知り大いに天皇の歴史に興味の湧いた授業でした。